しりべし・小樽支部のお知らせ​

活動報告

【10年後の再会と未来への誓い。仲間と描く「自社の生き残り戦略」】

11月15日・16日、北海道中小企業家同友会 道北あさひかわ支部・富良野地区会主催の「11月オープン1泊例会」に、当支部から支部長の湊が参加いたしました。
 
会場は、10年前に「全道青年部・後継者部会交流会inふらの」が行われたのと同じ場所であり、今回はオーナーも変わり、「NOZOHOTEL」という名の、当時を超えるほど素敵なホテルでの開催となりました。
 
例会のテーマは、「あれから10年、自社がいかに生き残ってきたか」「これからの10年をどう生き抜くか」という問いかけでした。報告者は、留萌・空知・宗谷・富良野の各地区で奮闘されている4名の経営者。事業承継に向けて企業体質の改善に取り組む報告、新しい技術や栽培法の導入による挑戦、社員教育や設備投資によって競争力を高める事例、特定業界経験者の採用による人材確保戦略など、多岐にわたる実践報告が共有されました。
 
そして、その後のグループ討論で最も多くの時間が費やされたのが「人」に関する課題。「どうすれば採用できるのか」「どうすれば社員が辞めず、働きがいのある会社をつくれるのか」──これはすべての経営者に共通する切実な悩みです。
各グループでは、「給与や待遇改善はもちろん、理念の浸透こそが定着の鍵」「日々の声かけとコミュニケーションが人間関係の土台をつくる」「DXは単なる効率化ではなく、働きやすさの実現と、人にしかできない仕事を生み出すための投資」といった、本質的な意見が活発に交わされました。
 
経営者は孤独だと言われます。しかし、同友会には、同じ痛みを知り、本音で課題を語り合い、共に未来を描ける仲間がいます。「自社の課題を語れる人がいる」「異業種の実践から経営のヒントを得られる」──この環境こそが同友会の最大の価値だと、1次会・2次会を通して改めて実感しました。
この濃密な学びと熱い交流の場を設けてくださった富良野地区会の皆様、素晴らしい報告を届けてくださった道北あさひかわ支部の4名の皆様、そして運営に奔走された事務局の皆様に、心より感謝申し上げます。
 
10年前、この地で未来を語り合った私たちが、10年後、胸を張って再会できたように──次の10年後も、さらに成長した姿で再び集えるよう、今回得た学びと勇気を胸に、自社での実践を力強く進めてまいります。ご一緒させていただいた皆様、本当にありがとうございました!
 

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■ 入会金/20,000円
■ 1ヵ月分会費/5,000円 (6ヵ月分前納)