例会や講演会・各種イベントなど、最新情報をご紹介いたします。
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活動報告
支部7月例会
【支部7月例会 開催報告】北海道中小企業家同友会 小樽支部では、7月11日に7月例会を開催いたしました。テーマは「人が集まり定着する職場 ― 我が社の労働環境改善」。深刻化する人材不足や定着率向上といった課題に対し、3名の会員経営者より、実践に基づく取り組みの報告が行われました。
西條産業の西條社長からは、評価制度の見直しやキャリアプランの策定、業務の「見える化」など、制度改革を通じた働きやすい職場づくりが紹介されました。「評価制度を通じて、社員が納得し成長できる環境を整える」という姿勢には、多くの共感が寄せられました。
温泉宏楽園の米山専務は、新卒採用戦略や1対1のOJT導入、福利厚生の充実など、若手社員の育成と定着に向けた丁寧な取り組みを発表。特に「OJTを通じて中堅社員も成長する」という相乗効果に注目が集まりました。
本田興業の本田社長は、同友会での学びを自社経営に反映し、「会社は社長以上にはならない」という信念のもと、社員の声を取り入れながら、自社の労働環境の改善に取り組んでいます。働きやすさを意識した制度面の見直しや、社員の意見を反映した職場づくりなど、風通しの良い環境づくりを推進する姿勢が、多くの参加者の印象に残りました。
続くグループ討論では、「自社の労働環境改善」をテーマに、各報告を受けた気づきや課題、今後の取り組みについて活発な意見交換が行われました。業種や企業規模を超えた交流により、多様な視点からの学びと刺激を得る貴重な機会となりました。
例会のまとめでは柏谷副支部長が、報告者3名の実践に共通する「行動に移す力」と「社員とともに歩む姿勢」に触れながら、同友会の学びを日々の経営に落とし込むことの意義を語りました。学びを得るだけでなく、いかに実践し、自社を変革するかという視点が改めて問われる場となりました。 -
活動報告
支部6月例会の報告
【支部6月例会報告】6月26日(木)、北海道新聞社小樽支社にて6月例会を開催しました。今回は第一ゴム株式会社 取締役統括本部長 藤本賢人氏をお迎えし、「小樽から世界へ 柔軟な発想で切り開く老舗メーカーの挑戦」をテーマにご講演いただきました。創業90年を超える老舗企業でありながら、常に新たな市場に果敢に挑戦し続ける姿勢と、社員の提案を活かす企業文化の重要性を語る藤本氏の言葉には、参加者から多くの共感と学びの声が寄せられました。講演後のグループ討論では、「自社で挑戦している新しい事業やプロジェクト」や「講演を受けて取り入れたいこと」などをテーマに活発な意見交換が行われ、異業種の視点に触れる貴重な機会となりました。【参加者の声(一部抜粋)】「老舗ながらに挑戦を続けており、非常に刺激を受けました。社員の声を聞き、社内に新しい発想を取り入れる土壌があることが印象的でした」「“とりあえずやってみる”という文化が社内に根づいている点に感銘を受けました。これは簡単なようで実はとても難しく、今後の社内づくりの参考にしたいです」「他業種の皆様とのグループ討論では共通の悩みや課題を共有でき、新たな気づきを多く得られました」「SDGs融資のような新しい視点を知り、自社のビジネスに応用できるヒントが得られました」「社員との距離が近く、若手の提案が尊重される企業文化が製品づくりに活かされていることが分かり、自社でも参考にしたいと感じました」「小樽にこんなすごい会社があったとは!同じ地域の仲間として誇りに思いました」「販路を世界に広げる姿勢に刺激を受けました。国内にとどまらず海外を視野に入れた発信の大切さを実感しました」「品質へのこだわりや手作業の丁寧さが印象的でした。新しい事への挑戦がしっかり製品に反映されている姿勢に感動しました」「自社でも挑戦を恐れずに、新しいことを続けていきたいと強く思える例会でした」 -
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6/24学校と企業の就職情報懇談会
【6/24学校と企業の就職情報懇談会の報告】
高校生の求職活動開始を前に、各高校の進路担当の先生方との懇談会に参加させていただきました。
前半は取組報告として、北海道科学大学キャリア支援課の菊池主任より大学生の就職活動状況について、また株式会社福津組の渡部総務係長からは採用成功例についてお話を伺いました。
新卒採用が非常に難しく、「どうすれば…」と悩んでいた時期に、採用に成功している企業の取り組みを聞き、「自分たちも地道に活動を続ければ結果が出る」と、気持ちを新たにすることができました。
後半の意見交換では、グループの皆さんと「働くこと」に対する「やりがい」について、「求めるべきか?求めなくても良いのか?」など、率直に意見を交わしました。また、「高校生の就職には、特に母親の影響が強い」というテーマでは、先生方も企業側もにこやかに話し合っていたのが印象的でした。
本当に「参加して良かった!」と心から思える懇談会でした。企画・運営してくださった同友会共育・求人委員会の皆様に、感謝申し上げます。 -
6/4全日本司厨士協会小樽支部 総会報告
6/4に全日本司厨士協会小樽支部様の総会後の懇親会にお招きいただき、支部長の湊が参加させて頂きました。日頃より、後志地域の豊かな「食」文化を牽引し、その発展にご尽力されている司厨士協会の皆様には、心より敬意を表します。お互いに異なる分野の団体でありながら、「食」と「農」を通じた後志の活性化を目指し「羊蹄山麓味覚フェスタ」や「後志フードフェスティバル」などのイベントへのご協力をさせて頂きました。今回の懇親会では司厨士協会の所属の皆様が後志の旬の食材をふんだんに使った新鮮な魚介類、彩り豊かな地元野菜、肉料理でおもてなししてくださりました。こうした機会を通じて、改めて後志の食材の持つ可能性と、それを最高の形で引き出す司厨士協会の皆様の熱い想いを肌で感じることができました。 -
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食と観光部会キックオフ例会
【食と観光部会キックオフ例会】
5/30に食と観光部会となって初めての例会が開催されました。
前半のパネルディスカッションでは、水産加工業、農業、観光協会の方が、自社の事業内容や観光との関わりについて話されました。
途中、参加者の方も、自社の事業内容や取り組みと観光との関わりについて発言されました。
観光協会の方は、当然観光についての話をされましたが、他の皆さんの事業と観光との関わりは様々でした。
しかし、食と観光部会での活動を活かして自社と後志地域の発展につなげたいという気持ちは共通していました。
後半の懇親会では、参加者が交流しながら、会員企業に提供していただいた海の幸を堪能しました。
ウニやシャコの舞い踊り・・・だけではなく、ニシンのマリネ、ガヤの煮付け、特製の三平汁などなど、食べきれないほどでした。
また、支部2月例会で報告された、共和町の畑(水田ではなく)で育てられたお米が酢飯として提供され、皆さん「後志丼」を味わっていました。
パネルディスカッションの中で、観光客に人気の海鮮丼の材料を後志の食材で揃えて「後志丼」を提供できるといいと思うが、魚のバラエティや物流の問題などで簡単ではないという話がされていました。
しかし、こんなにおいしいのですから、課題に挑んで、食と観光部会発の「後志丼」ができたらいいなあと思いました。250530184050093
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支部5月例会の報告
【支部5月例会の報告】5月27日に経営指針委員会担当の支部例会を開催致しました。今回の例会では経営指針研究会を修了予定の(株)ぎんざ 鳴海さん合同会社ダルフィンインターナショナル 金宗さん(株)小樽トレース 村田さん(株)加藤建設工業 代表取締役 川上さん各企業の代表4名より自社の経営指針の報告でした。そもそも経営指針とは、経営理念、10年ビジョン、経営方針、経営計画を組み合わせたものであり社員さんと共有することで組織力や対外的な信用力の向上または採用にも活用することができます。報告後のグループ討論では「10年後、自社はどのような会社になっていると思いますか?」をテーマにして、自社の経営環境がどのように変わっていくのかそれに合わせて自社がどのように変わらなければいけないのか議論してもらいました。また北海道銀行や北洋銀行からもご参加してくださり経営指針を作成することの大切さをお話しして下さいました。========================【報告者の経営指針を受講した感想】「経営理念の明文化により自社の軸を見つめ直すことができ、大変意義深い1年だった」「地域社会との共生を重視する理念にたどり着けた。人件費率の明確化など数字面でも学びが多かった」「経営者としてのスタートラインに立てたと感じている。行動評価表の導入が有意義だった」「理念未完成ながら地域や生産性への意識を強く持つきっかけとなった。来期も継続して参加予定」【グループ討論のテーマと発表内容】テーマ:「10年後、自社はどのような会社になっていると思いますか?」・AI・DXの進展に伴う変化に適応し、「共存と創造」を目指す会社像を描く・自社らしさを保ちながら持続可能な発展を目指す・地方都市の人口減を見据えた人材の活用と文化共生・事業承継を含めた「次世代へ引き継ぐ会社づくり」の必要性が強調された【参加者の感想】「自分の悩みをグループ討論を通して言語化・共有化でき、明日への活力になりました」「社内外へ経営方針を明示する重要性を改めて感じました」「各社の課題や視点を知ることで、自社の方向性を見直すヒントになった」「気付きや危機感を新たにし、今後も継続的に学んでいきたい」 -
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女性部会”渚の会”第30回定時総会
2025年3月28日 おたる村にて女性部会”渚の会”第30回定時総会を開催しました。記念講演では、(株)otaruarch代表取締役(株)アースキュア取締役の橋本喜生子氏をお迎えしました。「大好きな小樽を、もっと盛り上げたい」をテーマとして、地域活性化への思いや新事業展開についてのお話しをしていただきました。橋本社長は小樽の価値を高めたいと朝里川温泉にサウナ施設を開設、今後は歴史を見つめ直し、小樽を盛り上げる知恵をたくさん語って下さいました。人との出会いを大切にし、夢を一つずつ実現している若手社長に、渚のメンバーもワクワクしながらお話しを聴き入ってしまいました。素敵な話題提供有難うございました。250328191127567
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しりべし・小樽支部3月例会の報告
しりべし・小樽支部3月例会の報告
先日の例会では、北海学園大学の大貝先生による基調報告、大貝先生を含めた会員2名とのパネルディスカッションがございました。
大貝先生の基調報告では『地域経済と中小企業』をテーマにご報告いただきました。
大貝先生には地域経済の活性化の理論から、先進事例として高知県四万十町における株式会社四万十ドラマの取り組みについてご紹介頂きました。
同社は地元にいると気付きにくい、「地域にあるもの」(=資源)を徹底的に洗い出すことで「地域にないものはない」という考えのもと、これまで様々な商品を生み出してきました。
商品開発の検討の際は、「地域」と「人」と「考え方」が循環する仕組みを構築し、地域の資源をフル活用するノウハウや心構えから、参加各社が地元に還元できる取組について、強く考えさせられる貴重な機会となりました。パネルディスカッションではファシリテーターの高井氏の進行のもと、大貝先生、齊藤氏の他、会場の会員も交えながら、各会員のこれまで所属していた団体における地域課題に対しての取り組みやその成果が共有され、参加者にとっても多くのヒントとなるきっかけとなりました。
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■ 入会金/20,000円
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