例会や講演会・各種イベントなど、最新情報をご紹介いたします。
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活動報告
支部2月例会の報告
しりべし・小樽支部 2月例会の報告
先日の例会では、現代の社会課題に挑戦するお二人の発表があり、大変刺激的な時間となりました。
山本耕拓さんは、「水稲節水栽培」という、水田ではなく畑で米を育てる画期的な農法について報告してくださいました。従来の水稲栽培に比べて人手もコストも抑えられ、環境にも優しいという点が特徴です。さらに、会場で試食させていただいたお米は非常に美味しく、品質の高さにも驚かされました。「このままではいけない」という危機感を持ち、多くの人がまだ手がけていない分野に挑戦する姿勢に、多くの学びを得ることができました。
茅根英昭さんは、地元・余市町への熱い想いを語ってくださいました。宿泊施設が不足している地域の課題に対応するため、温泉施設の2階を改装し、今年1月に宿泊施設をオープン。すでに利用者も増えており、予約も好調とのことです。また、空き家の廃材や果樹の剪定枝を活用し、温泉の薪ボイラーを導入するなど、地域資源を循環させる取り組みにも力を入れています。
グループディスカッションでは、「コロナ前後の変化と時代の変化への挑戦」をテーマに議論を行いました。まず意識を変えること、そこから戦略を練り、実践していくことの大切さを改めて実感しました。各参加者の取り組みを共有し、自分自身は何をすべきかを考える貴重な機会となりました。

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活動報告
北海道中小企業家同友会しりべし・小樽支部 新年交礼会を開催しました
1月14日、しりべし・小樽支部の新年交礼会を開催しました。記念講演では小樽商科大学の穴沢眞学長をお招きし、小樽商科大学が掲げる「ユニバーサル・ユニバーシティ構想」を中心にお話いただきました。
穴沢学長は、北海道の高等教育が抱える課題とその解決策について具体的な数値を示しながら分かりやすく説明されました。特に印象的だったポイントは以下の通りです。
・2030年までに高等教育に触れられない人をゼロにする目標
・既存の5つのローカルサテライト拠点を2025年までに10ヶ所に拡大する計画
・リカレント教育(学び直し)の推進また、北海道の大学進学率が全国平均に比べて低い現状を踏まえ、これを改善するための新しい教育モデルとして、「進学支援型」「リカレント教育型」「教養教育型」の3つのプラットフォームについて説明しました。
大学が地域社会と連携し、より多くの人々が学びの機会を得られる仕組みを目指す内容は、参加者一同にとって非常に示唆に富むものでした。
穴沢学長の貴重なお話を通じて、北海道の未来を切り拓く教育の重要性について改めて考える機会となりました。ご講演、誠にありがとうございました。

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活動報告
小樽商科大学木田ゼミとのワールドカフェ
12月12日、小樽商科大学 木田ゼミの皆さんと、北海道中小企業家同友会 しりべし・小樽支部 共育・求人委員会が企画するワールドカフェを開催いたしました!本イベントでは、地元中小企業経営者と学生が直接交流し、企業の未来像、若者の就職観などについて意見交換を行いました。学生10名、企業からは小樽や余市、札幌の経営者の方々にご参加いただき、大変活気ある場となりました。今回定員の設定がございましたので、残念ながらご参加いただけなかった企業も複数ございましたが、次回の開催に向けて引き続き取り組んでまいります!
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水産経営部会 活動報告
水産経営部会 活動報告水産経営部会では、令和6年度「農山漁村発イノベーション促進事業マッチング・コーディネーター派遣」(農林水産省)を活用し、「地域資源を活用する定例会議」を 青塚食堂 にて開催しました!今回は、(株)良品計画のディベロップメント エキスパート 後藤諭氏をお招きし、廃校した学校を活用した宿泊施設の事例報告を伺いました。さらに、ファシリテーターの大塚氏の進行のもと、地元に関わる方々、地元大学の教授や学生も参加し、小樽祝津小学校の活用についてディスカッションを実施。和気あいあいとした雰囲気の中にも、具体的で建設的なアイデアが飛び交い、地域の視点や専門的な意見を交えながら、多くの貴重なアイデアが共有されました!地域資源を活かした新たな可能性を追求し、未来を創る取り組みをこれからも進めていきます!
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11/12 北後志地区会持ち寄り交流会開催
11/12 北後志地区会持ち寄り交流会開催
【会員の声】
今日のやつとても良かったです。
ありがとうございます。松田支部長、船場幹事長ともに若き日の失敗談、武勇伝を熱弁、
私はだいたい困りごとを吐き出して来たので、改めて気持ち入れて頑張ります。
良かったです。とても
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持ち寄り交流会、地区会らしい、密な交流でとても楽しかったです。
松田支部長と、船場幹事長、福原さんに同友会ではないと話せないことで、
場を盛り上げていただきました。
私もとても勇気づけられました!
持ち寄りの、美味しい白米、お寿司などもいただきました!
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活動報告
11/14渚の会金融懇談会
11/14女性部会渚の会金融懇談会が開催されました。
日本政策金融公庫小樽支店
支店長 関口正樹様に最近の経済・金融情勢について話していただきました。
説明はとても丁寧でわかりやすく、「指さしコミュニケーション」など、
実際に使える資料なども紹介していただき、
金融に馴染みがない方にとっても身近に感じられる内容でした。
「和やかで家族的な雰囲気の中、金融について学べる貴重な機会だった」との感想を頂きました。

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11/6たかしま交流会開催(水産経営部会)
11/6水産経営部会「たかしま交流会」が開催されました。
令和6年度農山漁村発イノベーション促進事業(農林水産省補助事業)の一環として、専門家をお招きしての開催です。
テーマ:味だけじゃない、食の共感力を生み出そう
講 師:萬谷 利久子(ばんや りくこ)さん萬谷さんは、地域活性化や観光について、「おもてなし」は「慈しむ心に分かち合うこと」であるとテーマに掲げ、観光客に対して細やかな配慮で価値を提供することの大切さを語られました。 その中で、心を込めた価値提供の意義についても語られ、地元の資源を守りながら次世代に伝えていくことが、「100年先まで残したい」という長期的な視点からも大切だと強調されていました。
また、地元のシャコを使った商品開発についても、「地味でも地元で愛される商品」を地域の強みとして協議していくことが大事だとお話しされ、具体的な商品開発の考え方や手法についてもご説明くださいました。
この講演を通じて、地域の価値を高める新しい視点を共有できました。
参加者からは、「元気をもらった」「ぜひ提案された商品を実現してみたい」「多くの事例を参考に、自社でも試してみたい」といった声が寄せられ、交流会では地元の海産物を楽しみながら、和やかなひとときを過ごしました。

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活動報告
10/24支部10月例会が開催されました
2024年10月24日、花園 遊人庵にて組織活性化委員会担当の支部10月例会が開催されました。
『秀岳荘の経営戦略と人づくり』をテーマに秀岳荘の社長であり、北海道同友会札幌支部 支部長の小野浩二様にご講演頂きました。
小野社長は、自社「秀岳荘」においてユニークな経営戦略と従業員のモチベーションを引き出す仕組みを導入しています。自身もアウトドア業界に精通し、従業員にも同様の知識や体験を大切にすることを促進しています。SNSやネット通販を積極的に活用し、InstagramやYouTube、TikTokなどでの動画投稿を推奨。さらに「動画再生数アップ報奨金制度」を導入し、社員が制作した動画が一定の再生数に達した際に報奨金を支給するという仕組みを設け社員の意欲を引き出すことに成功しています。
また、小野社長は動画編集スキルの向上のための自ら講習会を社内で開催し、従業員が質の高いコンテンツを制作できるよう支援しています。こうした取り組みによって秀岳荘のSNSアカウントは豊富なアウトドア情報や製品紹介で充実し、短期間でフォロワー数を大幅に増やしました。アウトドア用品の販売に加えて、従業員が趣味や遊びを通じて得た知識や経験を接客に活かし、顧客との信頼関係を築くことを重視しています。
小野社長は中小企業における社員のモチベーション向上と顧客関係強化の重要性を示し、自身も同友会で学んだこと、経験したことを経営に活かしていると話されておりました。当日は、秀岳荘の小野社長の講演ということで、登山などアウトドア愛好家や非会員のゲストも多数が参加し、質疑応答の時間もこれまでにないほど、活発に行われました。

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